クリック率と維持率 — 直す順番を間違えない

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クリック率と維持率 — 直す順番を間違えない

アナリティクスを開くと、指標がいくつも並んでいます。全部を見る必要はありません。

次の1本で何を変えるかを決めるだけなら、見るのは2つで足ります。クリック率と、視聴維持率です。

2つの数字が対応しているもの

  • クリック率 — サムネイルとタイトルの評価
  • 視聴維持率 — 中身の評価

この対応関係は、きれいに分かれています。クリック率が低いなら中身をいくら直しても変わりませんし、逆に維持率が低いのにサムネイルを作り直しても意味がありません。

組み合わせで、直す場所が決まる

クリック率 低い クリック率 高い
維持率 低い サムネとタイトルを先に直す 中身の問題。約束と内容がずれている
維持率 高い 中身は良い。サムネとタイトルだけ直す 成立している。同じ型で本数を増やす

左上のときに、両方を直そうとしないでください。表示されていない以上、中身の評価はそもそも出ていません。サムネイルとタイトルから手をつけます。

右下に入ったら、その動画の型を覚えておいてください。同じ構成で作った次の動画も、同じように伸びる可能性が高くなります。

離脱の位置は、形で読む

維持率のグラフは、下がり方の形に意味があります。

  • 冒頭で急降下 — 期待とのずれ。サムネ・タイトルと中身が噛み合っていない
  • 中盤でゆるやかに下降 — 正常。気にしなくて構いません
  • 特定の1点でガクッと落ちる — その箇所に原因がある。見直す価値が最も高い
  • 途中で上がる — 巻き戻されている。分かりにくいか、価値が高いかのどちらか

3つめが見つかったら、その時間の前後を実際に見返してください。話が長い、間延びしている、内容が変わった、といった原因が見つかります。

一度に1つだけ変える

複数を同時に変えると、何が効いたのか分かりません。1本につき1つだけ変える。地味ですが、これが一番速い方法です。

そのためには、何を変えたかの記録が要ります。公開日、タイトル、24時間後の数字、そしてその回で変えた点。1本1行で残しておくだけで、あとから並べて読めるようになります。

比べる相手は、自分の過去の動画

他人のチャンネルと比べても意味がありません。登録者数も、投稿してきた期間も、扱っているテーマも違うからです。

直近5本の平均を基準にして、上か下かで見てください。ただし、どこかで紹介された回のように条件が明らかに違うものは、平均から外して考えます。

数字の読み方は、スクールのSTEP09で扱っています。

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