STEP 07 サムネイルとタイトル — クリックされる条件
このレッスンで扱うこと
サムネイルとタイトルをつくります。ここまでの工程が「見てもらえたあとの品質」だったのに対して、この2つは見てもらえるかどうかを決めます。
順番としては最後ですが、効きの大きさで言えば最初です。中身がどれだけ良くても、ここで選ばれなければ再生数はゼロのままです。制作時間の配分としても、1本あたり30分は確保してください。
サムネとタイトルは「セット」
同じ情報を両方に入れると、情報量が半分になります。サムネで引きつけ、タイトルで補う。役割を分けます。
たとえばサムネに「編集が終わらない」と書いたなら、タイトルには「編集」と書かずに、「2時間で1本仕上げる手順」のように続きの情報を置きます。並べて読んだときに1つの文になっていれば、うまく分担できています。
逆の分け方もあります。サムネで結果を見せて、タイトルで条件を書く。「45日で収益化」とサムネに置き、タイトルは「未経験・顔出しなしで何をしたか」とする形です。どちらでも構いませんが、同じことを二度書かないという原則は共通です。
文字は少なく、大きく
スマートフォンでは小さく表示されます。読ませようとするほど読まれません。パッと目に入る量に抑えます。
目安は13文字前後、多くても2行までです。作ったら、実際にスマートフォンで一覧表示にして確認してください。パソコンの画面で判断すると、必ず入れすぎます。
文字を減らすときは、次の順で削ります。
- 主語(誰の話かはタイトルで補える)
- 丁寧語の語尾(「〜します」→「〜する」)
- 説明の語(「について」「という」「の方法」)
- 数字以外の修飾語
数字は残してください。文字数のわりに情報量が大きく、目にも留まります。
並んだときに違って見えるか
サムネイルは、単体では評価できません。関連動画に並んだ状態で見られるからです。
同じジャンルのサムネは、放っておくと似た色、似た構図になります。良し悪しではなく、差で選ばれます。周りが暗い色なら明るく、周りが文字だらけなら文字を減らす。周りが人物の顔ばかりなら、図解にする。
確認の仕方は簡単です。狙っているキーワードで検索し、出てきた一覧に自分のサムネ案を並べてみてください。埋もれているなら作り直しです。
タイトルは「言葉を借りる」
タイトルに使う言葉は、自分の語彙から探さないでください。視聴者が使っている言葉から借ります。
探す場所は3つあります。
- 検索の候補に出てくる語(実際に検索されている言い方です)
- 同じテーマの動画のコメント欄(悩みが本人の言葉で書かれています)
- STEP02で書いた人物像の「困っていること」の欄
「動画編集の効率化」より「編集が終わらない」のほうがクリックされるのは、後者が本人の言葉だからです。専門用語に言い換えるほど、届かなくなります。
ここから先は、有料クラスの内容です。
今回の課題
- 1本の動画にサムネを3案つくる
- タイトル案を10個書き出して絞る
- 競合の上位20本のサムネを分析する
できあがったものは 成果ギャラリー に投稿すると、講師と受講生からフィードバックがもらえます。
このSTEPには、まだ誰も出していません。最初の1人になると、後から来た人の助けになります。
毎回この4つを書いてください。書式が揃っているほど、返ってくるフィードバックが具体的になります。
- やったこと何を作ったか。1〜2行で足ります
- 迷ったところどこで手が止まったか。ここがいちばん役に立ちます
- 自分の判断なぜそうしたか。選ばなかったほうを、なぜ選ばなかったか
- 次にやること1つだけ
3つめは必ず書いてください。作業の報告だけだと、返せるのは一般論になります。自分の判断を言葉にする練習が、そのまま STEP03 の「独自の洞察」につながります。
