STEP 08 投稿と初速 — 公開直後にやること
このレッスンで扱うこと
1本目を実際に公開します。ここで扱うのは、公開前の確認と、公開直後にやること、そして記録の残し方です。
3つのうち、いちばん軽く見られがちで、いちばん後から効いてくるのが記録です。ここを飛ばすと、10本出したあとに「何が良くて何が悪かったのか」が分からなくなります。記録のない試行錯誤は、同じ失敗の繰り返しになります。
公開前のチェック
- タイトルとサムネが噛み合っているか
- 冒頭2秒が意図通りか
- 音量が他の動画と揃っているか
- 説明欄・タグが入っているか
- 文字が画面の端で切れていないか
- 書き出したファイルを最後まで再生したか
音量は見落としがちですが、視聴者にとっては大きな問題です。前の動画から続けて見たときに音量が変わると、それだけで離脱の理由になります。自分の過去の動画と聞き比べて揃えてください。
最後の項目は、面倒でも必ずやってください。編集画面では問題なくても、書き出しで音がずれる、最後が切れる、といったことが起きます。
説明欄とタグ
説明欄は、動画の内容を数行で書けば十分です。凝る必要はありませんが、空欄にはしないでください。
入れておくとよいのは次の3つです。
- 最初の2〜3行に、動画の内容(一覧で表示されるのはここまでです)
- 関連する自分の動画へのリンク(続けて見てもらう導線になります)
- 章立て(チャプター)(長い動画では、見たい場所に飛べるほうが最後まで残ります)
タグは、キーワードを詰め込む場所ではありません。動画の内容を表す語を数個入れれば十分です。関係のない語を入れると、意図しない相手に表示されて、かえって数字が悪くなります。
公開のタイミング
公開する曜日と時間は、決めて固定してください。理由は2つあります。
- 視聴者が「次はいつ出るか」を覚えられる
- 条件を揃えないと、動画同士の比較ができない
2つめが重要です。毎回ばらばらの時間に出すと、数字の差が中身のせいなのか時間のせいなのか分からなくなります。まず固定し、10本ほど出してから、必要なら変えてください。
どの時間がよいかは、視聴者によって変わります。STEP02で書いた人物像が、どんなときに動画を探すかを思い出して決めてください。
公開後にやること
公開直後の反応は、その後の露出に影響します。とはいえ、できることは限られています。無理に数字を作ろうとするより、次の1本に取りかかる方が結果的に効きます。
やらない方がいいことも書いておきます。
- 公開直後に何度も数字を見に行かない — 最初の数時間は動きが激しく、そこから判断できることはほとんどありません
- すぐタイトルやサムネを変えない — 変えるなら24時間の数字を取ってからです
- 自分で再生して回数を稼がない — 意味がないうえに、視聴維持率の数字を汚します
やる価値があるのは、コメントへの返信です。全部でなくて構いませんが、最初のうちは返しておくと、次の動画を見てもらえる確率が上がります。
ここから先は、有料クラスの内容です。
今回の課題
- 投稿前チェックリストをつくる
- 公開後24時間の数字を記録する
- 説明欄とタグを整える
できあがったものは 成果ギャラリー に投稿すると、講師と受講生からフィードバックがもらえます。
このSTEPには、まだ誰も出していません。最初の1人になると、後から来た人の助けになります。
毎回この4つを書いてください。書式が揃っているほど、返ってくるフィードバックが具体的になります。
- やったこと何を作ったか。1〜2行で足ります
- 迷ったところどこで手が止まったか。ここがいちばん役に立ちます
- 自分の判断なぜそうしたか。選ばなかったほうを、なぜ選ばなかったか
- 次にやること1つだけ
3つめは必ず書いてください。作業の報告だけだと、返せるのは一般論になります。自分の判断を言葉にする練習が、そのまま STEP03 の「独自の洞察」につながります。
