STEP 10 収益化と、その先 — 継続する仕組みをつくる
このレッスンで扱うこと
最後のレッスンです。収益化の考え方と、そのあとをどう続けるかを扱います。
ここまでの9本は、1本を作って出すまでの手順でした。ここからは、それを繰り返せる形にする話になります。
収益化はゴールではない
条件を満たした時点で入る金額は、多くの場合わずかです。そこから積み上げる設計がないと、達成した瞬間に止まります。
収益化を「終わり」に置くと、達成した直後に目的がなくなります。そうならないよう、条件を満たす前の段階で、次の目的を決めておいてください。
なお、収益化の条件はプラットフォーム側の規定であり、変更されることがあります。数字は必ず公式のヘルプで最新のものを確認してください。ここで覚えた数字を前提に計画を立てないようにしてください。
広告収入の性質を知っておく
広告収入は、再生数だけでは決まりません。同じ再生数でも、扱っているテーマによって単価が変わります。視聴者の層と、広告主がその層にいくら払うかで決まるためです。
ここから導かれることは2つあります。
- 再生数が少なくても、収入になるテーマがある — 数を追うだけが方法ではありません
- 単価の高いテーマは、競合も強い — STEP01で扱ったとおり、そこから始めるのは難しい選択です
現実的な進め方は、続けられるテーマで型をつくり、そのうえで単価の高い領域へ寄せていくことです。順番を逆にすると、続かないまま終わります。
広告以外の道
- 自分の商品・サービスへの導線
- 制作の受託
- 企業案件
- 教える側に回る
チャンネルは、それ自体が収入源であると同時に、他の仕事につながる名刺でもあります。登録者数が多くなくても、扱っている領域がはっきりしていれば、声はかかります。
逆に言えば、STEP02で決めた「誰の何を解決するチャンネルか」が曖昧なままだと、広告以外の道は開きにくくなります。何の人なのかが伝わらないからです。
準備としてやっておくとよいのは、連絡が取れる場所を用意しておくことだけです。説明欄に問い合わせ先を書いておく。これだけで、声がかかる確率が変わります。
止まらないための設計
3ヶ月続けたあとに止まる原因は、たいてい成果ではなく負荷です。1本あたりの作業時間が、続けられる範囲を超えている状態が続くと止まります。
そうなる前に、次の順で見直してください。
- 投稿の頻度を落とす(止まるよりはるかに良い選択です)
- 1本の長さを短くする
- 工程のどれかをテンプレート化する、または任せる
1つめに抵抗を感じる方が多いのですが、週1本を3ヶ月で止めるより、隔週1本を1年続けるほうが、本数でも積み上がりでも上回ります。
ストックを作る
止まる原因のもうひとつは、公開日に間に合わないことです。1本でも余裕があれば、体調を崩した週も投稿を止めずに済みます。
余裕のある週に2本作って、1本を貯めておいてください。1本のストックがあるだけで、続けやすさが大きく変わります。
ここから先は、有料クラスの内容です。
今回の課題
- 収益化の条件に対する現在地を確認する
- 広告以外の収入源を2つ検討する
- 次の3ヶ月の計画を立てる
できあがったものは 成果ギャラリー に投稿すると、講師と受講生からフィードバックがもらえます。
このSTEPには、まだ誰も出していません。最初の1人になると、後から来た人の助けになります。
毎回この4つを書いてください。書式が揃っているほど、返ってくるフィードバックが具体的になります。
- やったこと何を作ったか。1〜2行で足ります
- 迷ったところどこで手が止まったか。ここがいちばん役に立ちます
- 自分の判断なぜそうしたか。選ばなかったほうを、なぜ選ばなかったか
- 次にやること1つだけ
3つめは必ず書いてください。作業の報告だけだと、返せるのは一般論になります。自分の判断を言葉にする練習が、そのまま STEP03 の「独自の洞察」につながります。
